taiyoh's memorandum

@ttaiyoh が、技術ネタで気づいたことを書き溜めておきます。

育休をもらっていました

 2/13に娘が産まれ、翌週から1ヶ月育休をいただいていました。 控えめに言って、娘がめっちゃかわいい。よく泣き、よく眠り、よくミルクを飲み、日々少しずつ成長しているのを感じます。
 SmartDriveというベンチャーに入社して半年も経ってないですが、育休を快諾していただいた社長に感謝したいです。また、自分が抜けている間にタスクの肩代わりや分散をしてくれたチームメンバーにも感謝します。

育休所感

 産院からの退院に合わせて、僕も妻の実家にしばらく居候させてもらうことにしました。事前に友人たちから様々なアドバイスをもらったり、インターネット上の記事を読んだりしたので、少なくとも最初の一ヶ月でどれだけ妻と同じことができるかというのが重要っぽいのがわかったので、ひたすら率先して娘の面倒を見ていました。おかげで、最初は抱っこから始まり、おむつの交換、ミルク作り、寝かしつけ、沐浴と、多分母乳をあげる以外のことは一通りスキルが身についたように思っています。これでようやくスタートラインかな、と。
 また、妻の実家にお世話になったので、僕ら夫婦は妻の体調の回復と娘の世話にある程度集中でき、特に食事面については義理の両親にサポートしてもらえたのはとても助かりました。

 よく聞く話として、授乳を3時間おきに行わないといけないので夫婦ともに寝不足になる、というのがありますが、娘はもともと大きめに産まれてきてくれたというのもあり、夜中はよく眠りますね。ただ、生後一ヶ月以内は4時間以上間隔が開くと騒ぎ出していたので、そのタイミングで妻ともどもむくっと起き、オムツ交換をした後、妻は母乳を含ませ、僕はミルク作りを行う、という分担作業をしていました。夜は22~23時頃布団に入り、朝は8~9時から活動を開始していたので、5時間以上連続した睡眠は取れないものの、あからさまに寝不足でフラフラするということはありませんでした。ただ、じわじわと体力が削られてる感覚はありました。ただ、単に僕がほぼ24/7体制で部屋の中にいたので、体力が落ちただけなのかもしれません。

仕事との距離のとり方について

 育児に専念すると当然ながら仕事する時間がなくなる、という話を聞いていたので色々覚悟していたのですが、いざ産まれてみると、寝かしつけに成功すれば多少時間的な余裕ができるので、そのタイミングでできることはあるなと感じました。が、これはあくまで娘が(いい意味で)思ったほど手がかかってないというだけで、もっと要求レベルの高い赤ちゃんはいるはずですので、この感覚を一般論にするつもりはありません。
 育休期間全体を通して、会社のSlackは遅くとも1日以内に追うことができ、おおよその動向のキャッチアップはできていたと思います。育休終盤では、オムツ替え、ミルク、沐浴のタイミングでなければほぼリアルタイムに追ってました。最初の2週間くらいの間は、仕事するのもアレかと思ったので、会社のプロダクトの開発環境を改善するためのツールを書いてました(GitHub - taiyoh/toyhose)。これ結局育休期間中には完成しなかったなぁ。。。Clean Architectureを意識して書いてる分にはよかったけど、トランザクションを分割してsagaパターンとか段々細かいところに目が行き始めるあるあるパターンに陥ってますね。とりあえず「エイヤッ」と作るだけ作らねば。最後の2週間は会社でリリースしてる機能の一大リファクタリング構想を練っていて、コンテキストマップやコンポーネント構成を決めたり、ロバストネス図を書いてました。これでよりリファクタリングの際の方向性が鮮明になったはず。また、この期間中にパフォーマンス絡みの障害が発生してたのですが、原因はすぐに特定できたので、そのためのPRをサクッと作ったりしていました。

普段使っているミルクやオムツについて

 ミルクやオムツは、実は産院が用意してくれていたものからあまり変えていません。
 ミルクについてですが、もともと母乳育児にこだわるつもりはなかったのですが、特に生後1ヶ月までの間は母乳よりミルクを欲しがっていたのと、特に産院側で用意されていたビーンスタークで嫌がる素振りもなかったので、継続して自分たちでも購入しています。

 これ、Amazonよりも赤ちゃん本舗の方がずっと安いですね。使い続ける理由は割と消極的なんですが、そもそも他の粉ミルクも試供品もらってるのに、全然試してませんでした。ただ、ビーンスタークより味が濃かったり甘いものは、いくら安くても選択しないかも。
 オムツは、産院側で用意してもらっていたのはメリーズでした。その後一時的にパンパースにしていたのですが、新生児サイズからSサイズに切り替えるタイミングでメリーズに戻しました。正直なところ、メリーズとパンパースで比較してどちらが肌触りがいい、みたいなのはわからないです。夫婦揃って感覚が鈍いだけなのかも。ただ、この2つが他にためしたオムツより使い勝手やおしっこサインの視認性がよかったと感じました。  哺乳瓶は、当初はピジョンのスリムタイプを使っていましたが、生後三週間を過ぎて、ニプルの穴が新生児用だと小さすぎて授乳に1時間かかるようになってしまったので、慌てて1ヶ月用のニプルがある「母乳実感」のシリーズに切り替えました。  このシリーズのボトルは、プラスチックもガラスも耐熱性が高いのか、スリムタイプより冷ましづらくなっていますね。ただこれは仕方ないか。
 一応、スリムタイプ用のMサイズのニプルも買っているので、どこかのタイミングで試してみたいなとも思っています。

育児本について

 多分妻は当初からあまり育児本関連を買う予定はなかったと思います。が、元同僚のバズった記事をみて、「これは買おう」と説得しました。

srdk.rakuten.jp

 この本は妻も時々読んで娘の状態を確認したりしてるようです。
 あと実は、僕は以前から「考える生き方」という本を読んでいて結構感銘を受けたものがあったので、「シアーズ博士のベビーブック」も出産直前に購入しました。

考える生き方

考える生き方

完全版 シアーズ博士夫妻のベビーブック

完全版 シアーズ博士夫妻のベビーブック

 育児本を2冊も持っていてどうなんだ、という気持ちもなくはないですが、カラーでハウツー的に何かを知りたい時は「はじめてママ&パパ」の方を読み、もうちょっと科学的というか、数字を使って詳しく知りたい時は「シアーズ博士」の方を読むようにしています。これに加えて産院の助産師さんや保健師さん、妻の友人である先輩ママ達から色々なアドバイスももらえるので、育児方法については網羅的ではないにせよ、ある程度俯瞰的に見ることができる環境にあると自分では思っています。

育休明けのお役立ちグッズ

 育休明け前から自宅に戻り、徐々に自分たちだけで回していく生活がスタートしました。多分このフェーズで要求されてるのは、娘にかかりっきりにならず、娘が満足しつつ自分達も自分の時間を確保するためにできることを探すタイミングなのかな、と捉えています。
 まずは一番時間を占める抱っこについて。我が家では、僕が妻の友人から借りたスリングを使い、妻はErgobabyを使っています。

 ちょっと外に散歩に出る時は妻がErgobabyで抱っこすることがほとんどです。妻はこちらの方が慣れてるらしい。僕は自宅作業する時にスリングで娘を抱っこしています。

 あと、自分の親から「バウンサーは絶対あった方がいい」と言われたので、買ってもらいました。

 使ってみて感じたのは、始終抱っこしなくても、自分たちが食事をする時や用足しをする時に置いておけば、娘も誰がどこにいるのか把握できてちょっとだけ安心できるみたいです。

 我が家は全体的に壁紙含め白っぽい内装なのと、特に動くものがないので、よく娘が暇そうにしてるなと感じていました。なので、電動のメリーを買いました。

やすらぎふわふわメリー No.5820

やすらぎふわふわメリー No.5820

 IPものではなく、ベビーベッドに取り付け可能なものを探した結果これにしました。オルゴールは必ず鳴らなくても良かったかな。このメリーは効果てきめんで、電源を付けて回り始めると娘が食い入るように眺めてるので、これは買って良かったですね。ただ最初の2日間くらいは、興奮しすぎて夜中まで眠ってくれませんでした。。。

 そういえば、聞くところによると弊社内で育休を取得したのは僕が初めてだったようなので、今後も他の社員が気兼ねすることなく安心して子供の成長を見守れるような環境が維持できるように、自分も努力したいと思っています。