自作キーボードとDvorakと私
この記事はSmartDrive社員が綴るアドベントカレンダー「SmartDrive Advent Calendar 2018」の13日目の記事となります。
Agenda
- きっかけは転職から
- Ergo42を組んだ
- Dvorak配列へ
きっかけは転職から
9月1日付けで株式会社スマートドライブに入社しました。よろしくお願いします。
6月(前職中)、退職の諸々の連絡をして僕の視点からは各方面から割とあっさりと了承してもらったので、意気揚々としておりました。退職はなんだかんだ言って一つの区切りなので、何か自分へのご褒美を買おうかなと考えていたところ、ふと「分割キーボードが欲しいな」と思いつきました。
同時に、転職先のSmartDriveはIoT関連のスタートアップでありデバイスを扱ってることを思い出し、折角なら以前からtwitterのTL上でたまに目にしていた「自作キーボード」なるもので分割キーボードを自作するのが一番エキサイティングではないか!?と思うに至りました。
Ergo42を組んだ
この辺のドタバタはブログ記事を書いてました。
Ergo42を組み立てています(そしてどうやら失敗しています) - taiyoh's memorandum
Ergo42が遂に組みあがりました - taiyoh's memorandum
今日の机の上 pic.twitter.com/gFcDyBobbY
— Taiyoh Tanaka (@ttaiyoh) 2018年9月18日
(本当はHelixも組もうとしていたのですが、ハンダ付けでかなり色々なところをミスってたことに気づき、その後の自作キーボード作成の際の反省とさせてもらいました。すいません><)
実はこの後Fortitude60も組んだのですが、macbook proのキーボード(QWERTY)・Ergo42(Dvorak)・Fortitude60(QWERTY)と3つ平行して使ってみたら頭の中がだいぶ混乱してしまったので、今はメインはErgo42を使用し、ミーティング等で席を離れるときはmacbook proのキーボードを使用しています。
Ergo42はかなり使用感がよく、キー数はがっつり減ったとはいえ必要に応じて追加できる余地があるので、かなり気に入ってます。
また、これを作ったときは僕のハンダ技術がたりなかったために時々接触不良を起こすので、「開腹手術」をしてすぐに直せるのもよいですね。
Dvorak配列へ
10年以上前からDvorak配列自体は知ってましたが、以下の理由から大人しくQWERTYを使っていました。
- 多くの市販PCやキーボードはQWERTY前提のキー配列となってることが多く、そこを無理やり変えてまでDvorakを採用するモチベーションがなかった
- ソフトウェア的に配列を変えて、キーキャップに印字されてる文字と出力される文字が違うのは抵抗があった
- MXキースイッチのキーボードを買っていたので試してみたが、列ごとにProfileが違うため、QWERTY以外の配列に並べるとちぐはぐになった
が、自作キーボードというか同じProfileのキーキャップを使える環境なら、自由に自分の思い通りのキー配列が設定できるため(これはqmk_firmwareの存在も大きいですね)、8月の夏休み期間(有給消化とも言う)に思い切って乗り換えることを決めました。
夏休み中は小さなGo製のアプリケーションを試しに作っていて、そこでGoでのプログラミングの勉強をしていたのですが、Go自体もあまり慣れてないしDvorakもおぼつかないので、かなりストレスフルでした。
が、最初は0.5key/secくらいだったのが徐々に1key/secになり(よくそれで仕事回してたよな、というツッコミはありますが)、最近はやっと内容によっては3〜4key/sec(肌感)くらい出せるようになりました。が、まだ配列に慣れてないっぽく、特に日本語入力時のミスタッチはかなり多いのでそれは改善したい。。。
8月からDvorakを使い始めたので4ヶ月以上経ってるので、Dvorakの感想を。
まとめ
- 自作キーボードは長年の夢を叶えさせてくれる
- QWERTY以外の配列を覚えるとボケ防止になる
- SmartDriveではエンジニアを募集してます!